CADの利用形態

今回のCADは、回路を書けばFPGAに転送するデータを生成してくれるというものでしたが、 そのほか、基盤を作成する目的、LSI内部のレイアウト作成などや、各種のシミュレーション などにも利用されます。

また、一般にCADというとその名(computer aided design)の示すとおり、 コンピュータを利用して設計する目的でいろいろな分野で用いられています。 たとえば、建築や機械などの設計などには欠かせないツールになっているようです。


ハードウェア記述言語

最近のプロセッサ製作の流れとして、ハードウェア記述言語の利用というものがあります。 これもCADの一つといえるでしょうが、今回のプロセッサ実験で行なっているCADによる製作とちがうのは、プロセッサを、部品の組合せとして作るのではなく、 「プロセッサの動作をプログラムを書くような感覚で記述して」やって作っていくという点です。詳細は、省きますが、部品をならべるという細かな作業なしで、プログラム感覚でLSIを作成できるので、これから先どんどん利用されていくでしょう。

ハードウェア記述言語の有名なものとしては、VHDL・VerilogHDL・SFLなどがあります。 興味があったら、それらのハードウェア記述言語で回路を記述して、シミュレーションさせてみると面白いかもしれません。
ちなみに、情報科学科の研究室では、実際にハードウェア記述言語を利用して製作している研究室もあります。市販されているプロセッサの製作にも、初期の段階などでは有効に利用されているようです。


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Last updated on 7 May, 1999