平木研究室 先生アンケート


回答者:平木先生

Q 現在、どのような研究をなさっていらっしゃるのですか?

計算システムを高速化する研究をしています。計算システムの高速化は、ハードウェア要素の高速化、プロセッサの高速化、ネットワークの高速化、オペレーティングシステムの高速化、言語処理の最適化から応用プログラムまで、広いスペクトラムで研究を行っています。

Q 研究室で行われているプロジェクトについて教えて下さい。

現在、大きな予算を用いたプロジェクトとして、超高速ネットワークを用いた分散共有ファイルシステムの研究開発を実施しています。ここでは、10Gbpsから100Gbpsの超高速大域ネットワークの持つ能力全て利用するファイル共有システムを、主に理学研究データ計算を目的として行っています。

また、松本さんが中心となって、スケーラブルオペレーティングシステムSSS-COREの研究を行っています。

プロジェクトとして、お金がついている訳ではありませんが、投機的並列性を利用した高速化に関して、メモリアクセスレベルの投機、スレッドレベルの投機から、関数レベルの投機的再利用まで幅広い研究活動を行っています。

Q 所属していらっしゃる研究室ならではの特徴がありましたら、教えて下さい。

情報システムの最も大きい特徴は、持続する高速化です。これが次々と新しい世界を現出させます。平木研究室は、今後の情報システムの高速化に貢献することを最も大きな課題と考えています。現時点では、超高速になったネットワークと計算システムをどのように用いて、真に高速な情報環境を築くかが課題と考えています。また、平木研究室では大型のプロジェクトを行う場合に大学院生が直接開発を担当することのないシステムを用いています。従って、研究テーマの選択には大きい幅を持たせることが可能です。

Q 研究室を目指す学生にひとことお願い致します。

現在ある計算システムはもう、十分に早く、これを著しく上回ることは困難だと、いつも感じることが普通です。しかし、時がたてばいつのまにか、10倍、100倍に性能は上がります。その一部を、自らの手で貢献したいと考える人は平木研にベストマッチしています。

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Last updated on 13 Feb., 2002