情報科学科の先輩に聞く!

第3回 授業で何をつかめるか

検索で答えは見つからない

——振り返ってみて、学部の授業をどう思いますか?

西川 まず、カリキュラムが充実していると思います。厳しいと言われますが、会社をやってみて、「これは全部がっちり学んでおかないと」と思うようになりました。

岡野原 必要不可欠なコンピュータ科学のトレンドは、体系的に網羅しているので、そこから身につく基礎力は大きいですね。褒めすぎかな? 僕は「自然言語処理」が専門ですが、ハードの基礎知識、「どうしたら速く動くプログラムを作れるか」なんて知識もかじっています。海外で出会った優秀な開発者は、理論的な研究分野をしっかり押えていて、プロダクトに活かしていました。それを知って、僕はさらにもっと勉強しようと博士課程に進んだのです。

西川 授業では、その場で全部を理解しようとしても無理だから、ヒントをもらってあとから調べて勉強するという感じでしたね。

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岡野原 授業や課題でわからないことがあると、僕らはまず検索してどこかに答えはないかと探すじゃない? だけど、たいていはどこにもない(笑)。自分で試行錯誤して、人に相談して、また試行錯誤してと、回り道をしながら勉強していく。いまになって、そのことに意味があったんだなと思います。