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講演会情報

光を通して観る/解析する
講演者:佐藤いまり(国立情報学研究所)
平成30年5月24日(木)15時〜16時30分 理学部7号館地下007講義室
人間は,可視域の光を三刺激値(赤緑青)に変換して世界を知覚していることが知られています.このことから,カメラ,ビデオ,ディスプレイ等の多くの映像機器において三刺激値を用いて記録・再現が行われ,画像解析・加工技術もRGB値を基準として発展してきました.しかしながら,私達を取り巻く“光”は単純なRGBの三刺激値では把握しきれないほどの豊かな情報を秘めています。例えば,特定の波長の光を照射して観察することで、食品の品質、産地や美味しさが予測できたり、透明なプラスティックの種類が容易に判別できるなど,分光情報には多くの発見と有用な情報が含まれます.本講義では、光をデザインして観察/解析する面白さを紹介し、反射光や蛍光発光の解析にもとづき、その物体の内部状態を解明する手法や物体の形状や素材を推定する技術を紹介します。さらに,疾患リスク予測や早期診断・病気の進行状況を判断を可能とする光を用いた最先端の生体解析技術についても紹介します。