ICPC 2003 体験記

はじめに

 2002年秋〜2003年春に ACM主催の ICPC 2003 (International Collegiate Programming Contest 2003) が行われました。東京大学理学部情報科学科(及び情報理工学系研究科)からも3チームが参加しました。ここではその中で、学部3年の有志2人と修士1年の1人によるチーム“lighthouse”がアジア地区予選 Kanazawa 大会・世界決勝 Beverlyhills 大会に出場した際の旅の一部始終をお送りします。

ACM/ICPC とは

 ACM/ICPCは、最大のコンピュータ学会であるACM(the Association for Computing Machinery) が大学生を対象として開いているプログラミングのコンテストです。コンピュータープログラミングの大会は他にもいろいろありますが、その中でもACM/ICPCは1977年から毎年開催されていて今年で第28回になる、歴史のあるコンテストです。

 コンテストは同じ大学に属する3人一組のチームで行い、与えられた問題を解くプログラムをどれだけ速く、正確に作り上げられるかを競います。「ヨーイドン」で皆でいっせいに与えられた問題(8問程度)を解き始め、解いた問題が多いほうが勝ち、問題数が同じなら速く解いたほうが勝ち、という単純明快な基準で勝敗が決まります。解けているかどうかの判定は基本的にコンピューターが自動で行いますが、ずるをしていないかどうかの判定など人間の審判も多少チェックをする方式になっています。

 このコンテストには大きく分けて「国内予選」・「アジア予選」・「世界決勝」の3つの段階があります。

 日本国内の大学が、日本で行われるアジア大会に参加するためにはまず国内予選を突破しなければなりません。この段階で全チームの約2/3がふるい落とされます。

 アジア予選はアジア8カ国でそれぞれ行われ、去年は18チームが世界決勝に進出しました。進出の条件は各大会で一位になるか、もしくは成績優秀なチームで「ワイルドカード」に選ばれるかです。

 世界決勝はこうして集まった世界の強豪チームが集い、優勝トロフィーを目指して戦うのです。

メンバー紹介

 私たちのチーム lighthouse はこんな情報科学科・情報理工学研究科コンピュータ科学専攻のメンバー3人からなっています。
 なお、各データは当時のものです。

  • 名前:稲葉 一浩
  • 読み:いなば かずひろ
  • 愛称:kinaba
  • 性別:男
  • 所属:情報科学科
  • 年齢:21
kinaba
  • メール: kinaba@is.s.u-tokyo.ac.jp
  • 一言:隅の方へ、奥の方へ進むのが好きです。道を歩けばついつい細い路地へ曲がり、 プログラムを書けばついつい誰も使わないマニアックな構文を試してしまう。 そしてたまーに面白いものを見つける、そんな日々を過ごしています。
mkasa
  • 名前:笠原 雅弘
  • 読み:かさはら まさひろ
  • 愛称:mkasa
  • 性別:男
  • 所属:情報理工学系研究科コンピュータ科学専攻
  • 年齢:23
  • メール: mkasa@is.s.u-tokyo.ac.jp
  • 一言:プログラムは決して思ったとおりには動かない――― 書いたとおりには動くけど。 両者の差を埋めるためにコンピューター科学は、 そしてわたしは日々がんばっているのです。 期待しないで待っててね。
  • 名前:吉野 寿宏
  • 読み:よしの としひろ
  • 愛称:tossy-2
  • 性別:男
  • 所属:情報科学科
  • 年齢:21
tossy-2
  • メール: tossy-2@is.s.u-tokyo.ac.jp
  • 一言:小学生の頃に友達の家で出逢って以来、コンピュータで遊びながら成長してきました。プログラミングに DTM に CG に…長い付き合いだけど、まだまだ全然飽きません。時間とともに、どんどん新しいことが生まれてゆく。だからでしょうか。

製作・リンクなどについて

 それではごゆっくりお楽しみください。
 また、このページはリンクフリーです。自由にリンクを張って下さって結構です。

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